タイトル | おすすめ度 | 公開時期 | 邦・洋 | 上映時間 |
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耳に残るは君の歌声 | ★★★ 音楽も映像もゴージャス |
2001年12月 |
イギリス・フランス合作映画 | 97分 |
あらすじ
ロシアの深く美しい森に育った少女(クリスティーナ・リッチ)は、ユダヤ人迫害により父と引き離される。過酷な旅の末渡ったロンドンで、言葉も通じず、名前も奪われ美しい声で「歌うこと」しか彼女には残されていなかった。
そしてたどり着いたのはパリ。女であることを武器にのぼりつめようとするダンサー(ケイト・ブランシェット)。愛することを教えてくれた孤独な白馬のジプシー(ジョニーデップ)。地位と名誉をひけらかすオペラ歌手(ジョン・タトゥーロ)。様々な人と出逢いながら、父のいるアメリカを目指す。
コメント
音楽と映像が素晴らしい。
テーマ曲はビゼーの「耳に残るは君の歌声」、他にヴェルディ「見よ、恐ろしい炎を」、プッチーニ「星は光ぬ」などといったゴージャスなオペラの名曲の数々を若手実力派サルヴァトーレ・リチートラが歌う。
今、話題のルーマニアン・ジプシーバンドも参加している。
重いけれど、心にしみる作品です。
「タンゴ・レッスン」のサリー・ポッターが監督、脚本、音楽プロデユーサーも果たす。
クリスティーナが孤独を見つめるまなざしではまり役。
誰と一緒に行く?
映画を見慣れている人と。
ハリウッド映画史か楽しめない人とは一緒に行かないように。