タイトル おすすめ度 公開時期 邦・洋 上映時間
みすず 2001年10月27日から  邦画 1時間45分

 配給:シネカノン
10月27日から銀座シネラセット他



あらすじ
テル(田中美里)の母(永島映子)は、お金持ちの家に嫁いだ叔母がなくなると、そこに後妻として迎えられることになり家を離れることになった。家業の本屋を営みながら兄と2人で暮らすテルだが、兄の結婚によって押し出されるようにして母の元にいくことになる。店番をしながら心に浮かんだものを書いた詩を「みすず」というペンネームで投稿したところ絶賛されるようになる。従兄弟の正祐(加藤亮)は彼女の才能に賛辞を送り応援するのだが、2人の心の結びつきはそれだけではなかった。ところが、実は正祐は幼い頃に養子に出されたテルの本当の弟なのである。実らぬ愛に行く末はない。その関係を危惧した叔父は、テルを店の奉公人(寺島進)と結婚させようとするのだった。

コメント
今、話題の童謡詩人金子みすずの生涯である。
風物や、大道具小道具に関しては細やかな心遣いがされていて、手をかけている。当時が忍ばれる。ただ、金子みすずは話題の人だけに先頃テレビで放映された松たか子が主人公みすずを演じた番組の印象があまりに強い。
目の前にあるのが絶望だけになってしまったみすずの26才の生涯は、あまりに哀れである。

誰と一緒に行く?

女友達と一緒に。




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