司会(2005年)



2005年01月19日 司会とゲスト
「新春開運フォーラム」
Coco-de-sicaクオレ

「人は人を幸せにできるか」は思いやり指数NQでわかります。このNQを大切にしたい と考える松尾一也さんの基調セミナーと、夢実現ナビゲーターの佐藤伝さん(ひとし改め)、 プレシード代表高島亮さん、そし私の4人でトークセッションしたあと賀詞交換会が開か れました。
日ごろ心がけていることや、今ワクワクすること、明日から実行できる幸せになるための スキルについて話したのですが、伝ちゃんの夢指数DQが面白かった。彼は子供のための 教えない塾を主宰しているのですが、夢を描けない子供が増えているというのです。そし て将来の職業を描かせるのではなく、どんな人になりたいかを描かせるといいと言ってい ました。
私はコミュニケーションの話をするときに、思いやりと気遣いと敬意が必要だと言うので すが、常日頃この3つを忘れないでほしいと話しました。
参加者の方たちともいい空気が循環し、とても充実したいい会になりました。毎年恒例に できたらと考えています。


2005年01月29日
「漢方と健康セミナー」
ぱるるプラザ千葉 ぱるるホール

サンケイリビング新聞社主催、株式会社ツムラ協賛のセミナーが開催されました。
第一部は、千葉環境健康フィールド科学センター、環境健康総合科学部門助教授の
喜多敏明助教授の「現代医療における漢方医学の役割」
第二部は藤村俊二さんの「そンなワケで・・」です。
700人の客席はほぼ満杯。
第一部では漢方薬と民間薬の違いや漢方医学と西洋医学の違いを説明された後、うまく両
方を連携させて発展していければというお話でした。
驚いたのは、漢方も健康保険がきくので安心して医師にかかることができ診断してもらっ
て処方してもらえるということでした。さらに、医学部で漢方の授業が必修になり、研修
医としても勉強することになるなど社会的認知がされてきたことです。
藤村俊二さんのお話は軽妙で洒脱。71歳の今もチャーミングで色気がたっぷり。
久家義之さんの言葉として「楽老人」のことを話されました。
1、期待しない、無理しない
2、油断しない、心配しない
3、問題の解決に執着しない
4、メデイアの美談を信じない
5、贅沢しない、節約しない
6、健康法、医療情報にとらわれない
7、元気老人に惑わされない
8、生涯現役なんてことは言わない
9、家で死にたければ病院に近寄らない
10、この10か条を信用しない
最後に元気、勇気、陽気、そして時が大切と締めくくられました。


2005年02月01日
「BMW優秀営業マン表彰式」
ヒルトン東京 新宿

首都圏にあるBMWを販売する優秀営業マンを表彰する式典が開かれました。
首都圏にある10の正規ディーラーから約400名の営業マンが参集し、式典とパーティーが華やかに開催されました。
以前にソニー生命の表彰式の司会をさせていただいていたことがありましたが、同じように営業の方々の晴れがましいお顔を拝見することができました。
年間販売台数が一番多い方が105台。1ヶ月10台近く売らないとこの成績は出せません。
一台最低500万円ぐらいする車を、どうすると10台も売ることができるのでしょうか。
さらに1000万円以上の高級車を販売されている方は年間4台以上での表彰となります。
表彰される方たちの中には若い女性も数名いらして、心強い思いがしました。
2005年さらなる飛躍の年にされることを祈ります。


2005年02月03日
「サロンドヴァンテアン創立13周年記念パーティ」
三井クラブ 霞ヶ関

三井物産広報室長だった水野理事長がつくった情報交流サロン、サロンドヴァンテアンの 13周年記念パーティが開かれました。
まず、三井物産戦略研究所所長、日本総合研究所理事長、早稲田大学大学院アジア太平洋 研究科教授の寺島実郎さんの講演が行われました。
テーマは「21世紀の世界の潮流と日本」です。
グローバルな視点で、具体的な数字を交えて中華圏の台頭についてわかりやすく話してく
ださいました。聴衆は120人、その後のパーティでも皆さん友好を深められたようです。


2005年02月16日
「第9回植村直己冒険賞 受賞者記者発表会」
ひょうごクラブ東京 大手町

植村直己さんの出身地、兵庫県日高町が主催する植村直己冒険賞は1996年にできました。1994年に植村直己冒険館ができ、冒険館を拠点として展開する顕彰事業として小さな町から夢のある大きな賞をという願いが込められています。
2004年の受賞者は、渡邉玉枝さんでした。
ずっと普通のお勤めをしながら山登りをしていましたが、50歳から8000メートル級クライマーに名を連らねヒマラヤ登山に挑戦して、63歳で世界一高いエベレストに女性世界最高齢で登頂しました。去年65歳で世界第四位の高峰ローツェに登頂し、植村直己さんと同じ5大陸最高峰登頂を女性世界最高齢で達成しました。
普通の生活の延長線上に登山があって、登山についてあまりにも当たり前のように話をされますが、そこには周到な準備と不屈の精神があります。冒険賞についても、自分は冒険家ではなく普通のことをしているだけだからと固く固辞されたようです。フツーの方が偉業を成し遂げられたことに喜びを感じます。自分には決してできないことではあるけれど、フツーの私でももしかしたらできるのではないか、夢と希望を与えてくれるのです。


2005年02月24日
「シアター1010 開館記念公演ガス燈 トークショー」
シアター1010 北千住

去年の9月にオープンした700席あまりの劇場「シアター1010(せんじゅ)」は、館長に脚本家の市川森一先生、芸術監督に朝倉摂先生をお迎えし、文化芸術の情報発信拠点として一流の演劇、話題性の高い作品を連続で上演しています。
開館記念公演の最後にあたる「ガス燈」の上演を記念して、主演の藤真利子さん、舞台美術の朝倉摂さん、映画評論家のおすぎさんの3人で、司会に私が加わりトークショーを開催しました。
日本で初めて「ガス燈」を舞台で上演することになったきっかけや、この作品の見所、藤真利子さんが主演するに当たっての心構え、舞台美術はどのように表現するのか、そして話題は映画「ガス燈」のイングリッド・バーグマンに及びます。
当時の銀幕の女優たちは大スターで近寄りがたかった。圧倒的な美しさと気高さを誇っていた。ヴィヴィアンリーや、エヴァガードナー、キャサリンヘプパーンといった大女優たちに思いをはせました。
私が何より驚いたのは、おすぎさんのサービス精神と、頭の良さ、回転の速さ、知識力の豊富さです。さすが一流の方は違う。本当のことを鋭く突くのですが、そこに優しさがあるのです。また、自分が何を期待されていて、どんな役回りなのかを素早く理解し、貢献していくのです。
「もう還暦なのよ、わたし」とおっしゃっていましたが、長い間第一線で活躍し続けられるのはわけがあるのだということがよくわかりました。