＜＜ ジャーナリスト岩崎由美からのお便り その７８＞＞
お時間あるときに、お目通しいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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┏┏■ 新型コロナが怖くて、緊張で身体中コってます
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■ 目次 ■
1. 新型コロナが怖くて、緊張で身体中コってます
2. ブラインドセーラー岩本光弘さん 太平洋横断
3. 講演会延期のお知らせ
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┃ 新型コロナが怖くて、緊張で身体中コってます
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こんにちは。
ジャーナリストの岩崎由美です。
予防注射をしているのに、毎年インフルエンザにかかる私。新型コロナ対策で言われていることを一生懸命していたら、今年は今のところまだかかっていません。ふだんからこのぐらい注意していたらインフルエンザにもかからなかったのかも(笑）。
パソナグループでは在宅勤務が奨励されていますので、できるだけ在宅で仕事をしていますが、ジャーナリストとしては取材に行ったり人が集まるところにも出かけていかなくてはなりません。ただ先日、新聞社の人と話をしていたら、不要不急の出張はやめるようにとお達しが出ているそうで、記者にとっての不要不急って何でしょう？人間にとっての不要不急って？
命より大事なことがあるのだろうかと、毎日悩みながら自分の行動を制限しています。
高齢の母のことを考えて、保菌者にならないように、まずは、マスクをして、手を洗って、うがいをして、ちゃんと寝て食べて免疫力を高める。でも、ちょっと怖いなぁ。不安ばかりがつのります。
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┃ ブラインドセーラー岩本光弘さん 太平洋横断
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さて、2月にあったビッグイベント。様々なイベントが中止や延期になる中、まだここまで感染が拡がる前でしたので開催できてよかった。
20年以上司会をさせていただいている「植村直己冒険賞受賞者記者発表会2019」。クリックで拡大します。
今年の受賞者は、ブラインドセーラーの岩本光弘さんです。2019年2月、セーリング初心者のダグさんと2人でサンディエゴを出発し、太平洋を横断して4月2日福島県に到着しました。ブラインドセーリングでの無寄港太平洋横断は世界で初めてです。
岩本さんのお人柄が素晴らしい。いつも笑顔でユーモアたっぷり。周りに笑顔が集まります。
弱視で生まれ残存視力を少しずつ失い16歳で全盲となった彼は、現実が受け止められず、情けなくて屈辱的で、人の迷惑にしかならない人生だったら死んだほうがいいと自殺を考えました。でもどうしても死ねなかった。その時に「お前の目が見えなくなったのは何か意味がある。ポジティブに生きる姿を見せることで勇気と希望を与えられる。だから逃げるな」と言われたような気がしたそうです。
今回、大海原で夕日を見た（感じた）時、涙が止まらなかったと話してくれました。「見えないから泣いたわけでも、昔見た夕日を思い出して泣いたわけではありません。生きていてよかったなぁ、とつくづく思ったからです」（岩本さん）。
あきらめずにやりたいことをやり続けること。できない理由を探さないこと。一つひとつの言葉が輝いています。気づきもありました。岩本さんにとって太平洋よりも日常生活の方が、ずっと命の危機にさらされているということです。
また、いつも彼をサポートしているヨット仲間から、「ヒロはまるで見えるかのように美女が好きで（笑）、奥様もブロンド美女。いつも隣に美女がいる」という話も伺いました。
記者会見でヒロさんに、「子供たちに向けて、壁にぶつかった時のアドバイスをしてください」とお願いすると「きっとこれには意味があると考え、感謝する」というメッセージをいただきました。
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┃ 講演会延期のお知らせ
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最後に、お知らせです。上智大学と上智大学ソフィア会主催の3月13日（金）18時半からの講演会「銀行員から歯科医に 難民申請者の歯を治療」は、新型コロナウイルスの感染予防、拡散防止のため延期となりました。日程が決まり次第、またお知らせいたします。
どうぞ、みなさまご自愛ください。
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最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
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