風よ吹け
2002年3月11日 「魅力的な人間関係」
人間関係に悩んだことありませんか?
言いたいことが伝わらない。どうも、自分のことをわかってもらえない。
仕事が獲得できないのは、うまくコミュニケーションできないからではないか。
嫌いな上司と仕事をするときどうしたらいいのだろう。
友だちがほしいのになかなかできない。
このように生きている限り、人間にはさまざまな苦悩があります。
では、自分自身はいったい何に悩み、何を改善し、それをすることによって何をしたいのか、
突き詰めて考えてみたことがあるでしょうか。
人は忙しさにかまけて、なかなか自分を見つめるということをしません。
でも、自分を知らずして何も変わるわけがないのです。
よい人間関係というのに、理想型はないでしょう。
その人、その人によって願いは違うはずです。
ただし共通項があるとすれば、だれしも何かを与えてくれる人に魅力を感じるということ。
それは、お金のこともあるでしょう。
あるいは、笑顔かも知れないし、癒しの場かもしれません。
やさしい慰めの言葉もあるでしょう。
また、いつも自分をほめてくれる人というのは魅力的にうつります。
私は、刺激を与えてくれる人に魅力を感じます。
自分の知らない世界を見せてくれる人。
人間はおかれた環境や考え方など一人ひとり違うのですから、それぞれが違う世界を持っています。それを、見てみたい、知りたいと思うのです。
たとえば、会社勤めをしていたときの友人からは、今の会社の状況や、同期入社の男性と女性の昇進の仕方、業界の動きなどを教えてもらいます。
専業主婦の友人からは、今の悩みは何で、地域やPTA、子どもの学校で何が行われているかなどを話してもらいます。
でも、いただいているばかりではいけません。
まず、してほしければ自分の方からしなければ。
私が考えていることや、たとえば取材を通して見てきた情報。
最先端のレストランに行ってきておいしかったこと。
今、公開中のおすすめの映画。
など、知る限りのさまざまなことを伝えます。
なにより、感動を伝えるのが私の仕事だと思っていますから
それはわたしにとってとても楽しい作業です。
魅力的な人間関係があってこそ、楽しい人生が送れるというものです。