<< ジャーナリスト岩崎由美からのお便り その4>>
企業リポートとおすすめエンターテインメント掲載中
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┏┏■ 今週発売『財界』11月2日号に、執筆記事が掲載
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■ 目次 ■
1. ミュージカル音楽って素敵!
2. 10月19日発売の『財界』11月2日号 掲載記事はこんな内容です
3. おすすめエンターテインメント 芝居『楡の木陰の欲望』
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┃ ミュージカル音楽って素敵!
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こんにちわ。ジャーナリストの岩崎由美です。
最近音楽に心震わせる事が多く、
テレビ番組の「夢音楽館」や「僕らの音楽」から編集した
お気に入りアーティストのDVDを聞いています。
友人で、NY在住の世界的ヴァイオリニスト大津純子さんのセッションが
代官山ヒルサイドテラスで行われました。
ジャズピアニストの佐藤允彦さん
イラストレーターの和田誠さん
そして大津さんの3人で
「もとはミュージカル?」というタイトルで
デユオあり、ソロあり、和田さんの映画解説やお話を交えた楽しいひと時でした。
「屋根の上のヴァイオリン弾き」や「サウンド・オブ・ミュージック」など
知っている曲が多く音楽に精通していない私でも
とても楽しめました。
和田さんはイラストレーターですが、映画や音楽にもたいへん造詣が深く
そのへんの映画評論家、顔負けです。
和田さんにそうお話しましたら「そりゃそうだよ」と一笑に付されました。
佐藤さんのピアノは、それはそれは素晴らしく心に染みます。
言葉を選びながらしかし何と表現してよいかわからず
「本当にお上手ですね」と申し上げたら、
佐藤さんギャフンってなっておいででした。
大津さんのヴァイオリンは涙が出そうです。
さすが、カーネギーホールで演奏されただけのことはあります。
どうして、こんなに素敵な音楽が奏でられるのでしょう。
そしてこんな音楽に浸れる自分を幸せだと思うのです。
毎日が心安らかでありますように。
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** 10月19日発売の『財界』11月2日号 掲載記事 **
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●10/19日発売の 『財界』11月2日号
:ビジネス界に波動を起こす経営者たち
コーエー 襟川恵子会長
「毎日毎日が挑戦です」
「信長の野望」で知られるゲームソフトメーカーのコーエーは一部上場企業です。
あまり目立ちませんが、2004年3月期には過去最高の売上高と利益を計上。
出すゲームのタイトルはすべて黒字を生み出し、
まるで経営学の見本のような素晴らしい業績を出しておいでです。
どうしてこんなことができるのですかとうかがうと、
「奇跡の連続」とおっしゃいました。
実はその言葉には深い意味が隠されているのです。
ゲームはそれぞれのクリエイターの英知が集まる芸術の塊です。
音楽、コンピュータグラフィックス、シナリオ、カメラアングル、
映像、演出、マンツーマンインターフェイス、デザイン、
感情的なものを表現するためにハードメーカーの機械を解析して使いこなす技術、
と様々な能力を持った人たちが
納期を決めてつくっていくわけです。
しかも、それぞれが違う専門用語を持ち、
共通用語がない中でつくっていくから、まさに奇跡の連続と言えるのでしょう。
襟川会長は、みんなの力が結集して今がある。
だから、一人ひとりが能力以上の力を出せるようにすることが大切と
常に社員さんたちの力が大事と強調します。
いまやマーケットは世界に拡がり、グローバルに物事を見据え
陣頭指揮を執っていらっしゃいますが、
伝説のゲームクリエーターであるご主人のシブサワコウ氏はお家が大好きとか。
ぬか漬けをつけ、お酒のおつまみを用意し、お二人でワインを楽しむ。
愛のある充実した生活が垣間見えました。
襟川会長の経営哲学などは『財界』をご覧ください。
次号の掲載は、11月16日発売で
「ザ・ボディショップ」で知られる、イオンフォレスト蟹瀬令子社長です。
お楽しみに。
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┃ おすすめエンターテインメント 芝居『楡の木陰の欲望』
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シアターセンジュ 2004年10月18日〜31日
サラブレッド寺島しのぶは、悲しい。
富司純子(藤純子の方がわかりますか?)と菊五郎の娘に生まれ
「美しくて毛並みがよくて芝居もうまくないわけがない」と皆に思われている。
その期待にどう応えればよいのか、かなり葛藤したようだ。
母親の美しさにかなうはずもないから、
とにかく技術を磨こうとひたすら努力した。
そして、2003年、日本映画界の女優賞10冠に輝いた。
親の呪縛からのがれ、
ようやく自分としての価値、
自分のアイデンテイティを見つけられたのだ。
シアター1010開館記念公演「楡の木陰の欲望」は
ノーベル賞作家ユージン・オニールの代表作である。
確かに、群を抜いてうまかった。
まさに、主人公になりきっていた。
・・・
1850年、ゴールドラッシュに沸き立つアメリカ北東部の農場。
父親は、末息子エビンの待つ家に3度目の若い妻アビーを連れて久しぶりに帰ってきた。
エビンは、この農場は死んだ母親のものだから何が何でも自分のものにすると強く思っていた。
アビーは初めて訪れた家にほれ込み、彼女も自分のものにしようと決める。
そして頑固で強欲な父親はこの家は誰にも渡さないと思っていた。
初めて出会った時から惹かれあう母と息子。
いつしか二人は父親の目を盗んで愛し合うようになる。
そして不義の子を産んでしまうのだった。
・・・
それにしても、どうして寺島しのぶは、お嬢様のはずなのに、そうは見えないのだろう。
生活に疲れたような、悲しみを抱えたような雰囲気が漂っている。
うぶで純真な女性を演じても似合わないように思える。
その点、この作品では肉体で息子を翻弄する母親という役なのでピッタリだ。
これからも注目していきたい女優の一人である。
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