<< ジャーナリスト岩崎由美からのお便り その10>>
企業リポートとおすすめエンターテインメント掲載中



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┏┏■   藤真利子さん、おすぎさん、朝倉摂さんとトークショー
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■ 目次 ■

1. 第一線で活躍し続けるおすぎさん
2. パソナが始めたオフィス街の田園
3. おすすめエンターテインメントは「植村直己冒険賞 受賞者記者発表会」
4. オランダ・デンマークの旅


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┃ 第一線で活躍し続けるおすぎさん
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こんにちわ。ジャーナリストの岩崎由美です。

2月24日(木)北千住にある「シアター1010(せんじゅ)」で
トークショーの司会をしました。
女優の藤真利子さん、舞台美術家の朝倉摂さん、映画評論家のおすぎさんの3人が登場しました。

シアター1010は去年の9月にオープンした700席あまりの劇場です。
館長に脚本家の市川森一先生、芸術監督が舞台美術の朝倉摂先生で
足立区から文化芸術の情報発信をしようと
一流の演劇、話題性の高い作品を連続上演しています。

今回のトークショーは開館記念公演最後となる11本目、
「ガス燈」の上演を記念して行われました。

「ガス燈」はそもそもイギリスで戯曲として舞台で演じられていましたが
1944年にイングリッド・バーグマン主演で映画となり大ヒットしました。
この作品でバーグマンはアカデミー主演女優賞を受賞しています。

日本で芝居になるのはこれが初めて。
原作の翻訳者の方が、芝居をやるときはぜひ藤真利子さんにと以前からお話があったそうです。
朝倉摂さんをおかあさんのように慕っている藤さんがその話をすると、
朝倉さんも共感され今回上演することになりました。

朝倉さんは舞台美術をするにあたって、
写実ではなく布を使って陰影を出したいと話されていました。
ミステリアスな雰囲気が効果的に表現されそうです。

おすぎさんは、映画「ガス燈」の解説を簡潔にわかりやすくしてくださいました。
バーグマンの美しさから、話は当時の銀幕のスターに及び
あの頃の女優でおすぎさんが好きなのは、キャサリン・ヘプパーンやエヴァ・ガードナー。
美しさだけではない個性的な女優がお好きだとか。
そして、最近ハリウッドは男優の時代で、
トム・クルーズやブラッド・ピットなどいい男はたくさんいるのに
いい女優がいないとも話されていました。

おすぎさんはすごい方です。
サービス精神が旺盛で、頭がよくて機転が利いて
知識の宝庫であるばかりか、役割がよくわかっている。
しかも本音を鋭く突きながら、なおかつ優しいのです。
「もう還暦なのにこんなに忙しいなんて、信じられないわ」といいながら
第一線で活躍し続けられるのには、わけがあるのだと実感。

仕事を通して一流の人にお目にかかれることは本当にありがたいことだと
心から感謝します。



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  **パソナが始めたオフィス街の田園**
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●「パソナ オーツー」 オープン

2月10日、プレス発表がありジャーナリスト岩崎由美として
大手町のパソナ東京本社に行ってきました。
地下二階に下りると、そこには田園が広がっています。

稲、香り豊かなハーブ、
工場のように棚で次々とできるサラダ菜、
たわわに実るトマトにイチゴ。

それらは主に水耕栽培で
人工の光、蛍光灯とLEDで育ちます。
しかも生育が早く、稲は4ヶ月ほどでできるため
3期作も可能ということです。

試食でいただいた野菜類はもちろん有機で
実に新鮮で美味しかった。

水に土、そして命ある緑の植物に囲まれる記者たちの顔が
優しく見えたのは私だけでしょうか。


農業を身近に感じ、
興味と理解を深めてもらうためにオープンした
パソナオーツーは素晴らしい憩いの空間を演出しています。

パソナは常に新たな雇用創出を心掛けていますが
今回は農業分野に焦点を当て、
農業支援を行うためにこのような場所を作りました。

実際には2003年から農業インターンプロジェクトを実施し
研修プログラムを秋田県で行ってきました。

若年層を中心にフリーターが増加し
自ら働かないことを選択しているニートも増えています。
しかしその状態を自分たちが選び取っているならば、
農業という新たな分野を見せることによって
興味を持ってくれる人がいるかもしれない。
就農支援ができるのではないかと考えたのがきっかけです。

日本の農業はあえいでいます。
農業従事者の半数以上が65歳以上となり
働き手は極端に不足。
さらに、日本の農業自給率は28%と低く
国の将来が心配されます。

さらに、オフィス街に田園ができることによって
オフィスで働く人たちの心を癒すことができます。。
また何かの時の食糧確保の場として機能することを考えると
ビルの中の田園もきっと役に立つでしょう。

補い合うことによってみんなが幸せになる。
そんな世界ができたらどんなにいいでしょうか。

パソナの代表南部さんは、有言実行の方です。
波を起こし、必ず夢を実現されると私は信じています。



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┃ おすすめエンターテインメント 「植村直己冒険賞 受賞者記者発表会」
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2月16日大手町にあるひょうご倶楽部・東京で
植村直己冒険賞 受賞者記者発表会があり司会をしてきました。

植村直己冒険賞は、植村直己さんが生まれ育った兵庫県の日高町にできた
植村直己冒険館を拠点として展開する顕彰事業で
小さな町から夢のある大きな賞をという願いが込められています。

今年で9回目となりますが
52歳からヒマラヤなど8000メートル級クライマーに名を連ね
エベレストに63歳で登頂。
女性世界最高齢の記録を打ち立てた渡邉玉枝さんが受賞しました。

去年は、65歳で5大陸最高峰登頂を達成し、もちろんこちらも女性世界最高齢。
くしくも植村直己さんと同じ業績を60歳を超えてあっさりと残されたのです。

渡邉さんは神奈川県の教育委員会にずっとお勤めをしながら
登山を楽しんでいました。
何が大変でしたかとうかがうと
「休みをとること」と、おっしゃいます。
普通の生活の延長線上に登山があるのです。

自称「普通のおばさん」は、冒険賞をずいぶん固辞されました。
「自分は普通のことをしているだけで、冒険賞などおこがましい」と言うのです。
説得するのに30分はかかったそうです。
いくらご本人にとって普通のことでも
8000メートル級の山に簡単に登れるはずがありません。
周到な準備と、不屈の精神なくして成功するはずがないのです。

この前、日産のゴーン氏も言っていました。
「偉大な人は、強い意志を持つ普通の人」だと。
まさしく彼の言葉を体現したような方です。

人生のすべてが冒険に彩られている冒険家ではない、身近な方が受賞されたことに
夢と希望を感ぜずにいられません。



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  **「 オランダ・デンマークの旅」**
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5月30日(月)から6月6日(月)まで
オランダ・デンマークの旅に添乗します。

北欧の都市は、世界で一番少子高齢化が進んでいるので
介護ビジネスやシニアの実情を見てきます。
またオランダは今年アンデルセンの生誕200年。
さまざまな行事が繰り広げられます。

ちょうどこの季節、ヨーロッパは最高の時を迎えます。
ご一緒に学びながら旅行いたしませんか。


詳細は、ルネッサンス・アイズ加藤まで(03−3478−5184)。



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