<< ジャーナリスト岩崎由美からのお便り その47>>

お時間あるときにお目通し下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。



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┏┏■   「こうのとり」を見てきました
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■ 目次 ■
1. 「こうのとり」を見てきました
2. 人づくりに人生をかける企業「ルネッサンス・アイズ」
3. おすすめエンターテインメントは兵庫県豊岡市の小京都『出石』
4. 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の作家 岩崎夏海さんの講演会が終了しました。
5. 柔道家で、東海大学体育学部長の山下泰裕さんの講演会がありました


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┃ 「こうのとり」を見てきました
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こんにちは。
ジャーナリストの岩崎由美です。

先日、兵庫県豊岡市におじゃまし、「こうのとり」が舞うところを見てきました。
「こうのとりって、日本にいるの?」
「あかちゃんを運ぶ鳥でしょ」
「絶滅したんじゃなかった?」
とみんな、口々に言いますが、今144羽のこうのとりが豊岡市には生息しています。

白と黒の大きな身体。
羽ばたくととても美しく、見事です。

ここまでくるのに、どれほど多くの方たちのご苦労があったか。
どれほどたくさんの方たちのご協力を仰いだか。
忍耐強く、辛抱して、何度も何度も孵化させようとした地道な努力がここに実を結んでいます。
ぜひ、見にいらしてください。


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┃ 人づくりに人生をかける企業「ルネッサンス・アイズ」
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先日、「ルネッサンス・アイズ創業23周年記念フォーラム 日本再生は『人づくりから』」が開催されました。
ルネッサンス・アイズは、創業以来、人材育成、人づくりに貢献すべくあらゆる教育事業に情熱をかけてきた企業です。

基調講演は、経済アナリストの藤原直哉先生。民間企業から経済企画庁に出向され、その後、外資系金融機関に転職されてその企業の頭脳とまで言われていましたが、ご自身のなすべきことに気づかれ独立されました。現在、藤原事務所所長で、全国で藤原学校を開催し教育、政治、経済、観光、農業と幅広い分野で実践的に活動をしていらっしゃいます。
ルネッサンス・アイズの社長、松尾さんが師匠と慕う藤原先生からまずお話いただきました。

藤原先生は、「失敗が許されない社会は疲れる。のびのびと失敗をして苦労をして人は伸びる」「豊かさを実感できるような日本を作ろう。世の中を変えるリーダーは、日本では人ではなく空気だ。その空気を盛り上げよう」「その空気を作るためには、教育、情熱が必要だ」
といったお話をされました。

また、第二部の対談は、『出逢い力』の著者であり、講演依頼が引きもきらないルネッサンス・アイズ社長の松尾さんと、藤原先生とのトークです。
ここでは、今の日本の人づくりの現状や、これからの人づくりに大切なことなどについて語り合われました。

最後に松尾さんが皆さんにプレゼントした「戒慎」という言葉には、背筋が伸びる思いがしました。
これは、松尾さんのお父様が息子に伝えた10箇条で、いかに原理原則を知り、謙虚に生きるか、常に学ぶことを第一とせよといった息子への愛のこもった言葉です。
今の松尾さんの誠実でまっすぐなお人柄が、こうした素晴らしいお父様から育まれたのだということがうかがい知れるようなメッセージです。

集まられたお客様も、人づくりに携わる第一人者の方たちばかり。
会場は、やさしく暖かい雰囲気に包まれ、すがすがしいエネルギーに満たされました。
司会者として同席させていただいたこと、感謝いたします。
そして、友人として今までの人生、悲しみも喜びもともに歩んでこられて、ありがたかった。
これからも、互いにますます精進していきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。



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┃ おすすめエンターテインメントは『出石』
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出石(いずし)という町をご存知でしょうか?
先日、私が講師をさせていただいた講演会で「兵庫県豊岡市を知っていますか」と伺ったところ、残念ながら500人のうちどなたもご存知ありませんでした。
「城崎温泉」で少し手があがり、但馬の小京都といわれる「出石」という城下町もほとんどご存じないというのが現状でした。
静岡での講演会だったため、関西地区にはあまり足を運ばれないのかもしれませんが、もったいないことです。

豊岡市は、毎年私が司会をさせていただく「植村直巳冒険賞」の主催者。絶滅寸前のコウノトリを復活させた町として知られ、このメッセージメールにも以前書きました。

その豊岡市にある「出石」という町が、実に気骨のあるところなのです。
ここは重要伝統的建造物群保存地区に選定される貴重な昔の町並みが残っていて、城跡、町屋敷地を含む東西600メートル、南北620メートルの地域が保存されています。しかもそこは、歴史的景観だけでなく、近代洋風建築や織物工場など多様な建造物と共存し、昔の風情を残したまま、住みやすいまちとして今も活発に息づいています。
昔の町並みを残そうとするあまり、住みづらかったりすることが往々にしてありますが、ここでは住民のことを考えて町づくりがされています。
豊岡市の観光課長さんは「ここ住んでいてよかったなと住民が思えるような町づくりが、観光振興につながります」と熱く語ります。

この町のすごいところは、「町づくり」が町の人たちの意欲によって支えられていること。さまざまな町民グループが「町づくり」の機運を高め、活動し、商品や店舗開発を手がけ、実績を積み上げてきました。
昭和43年に全額町民の寄付で出石城隅櫓を復元し、その後も登場門、登場橋などが次々とよみがえっています。町民が町づくりで心をひとつにして取り組み、その動きは出石町観光協会という形になりました。この観光協会は、様々な職業の町民で組織されていて、町づくりは、町の将来を決める大切な事業と考えています。この組織が基盤となり平成10年、「出石まちづくり公社」が設立されました。町民の活力と発想を活かす第三セクターです。
また、昭和63年にできた「出石城下町を活かす会」は、メンバー200名で現在も酒蔵コンサート、芝居小屋「永楽館」の復元保存運動などに取り組んでいます。

市民と商店街と行政が連携し、今では100万人近くの観光客が訪れる町となった出石。
住んでいる人たち、商店街の方々、そして役所の皆さんが本当に仲がよくて、何の垣根もない。町で行き会うと笑顔で挨拶し、祭りには町を愛するみんなが率先して参加する。
誇りに満ち溢れ、自分の郷土を愛する心が伝わってきました。


写真をクリックすると拡大します。


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┃ 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
┃ の作家 岩崎夏海さん講演会が終了しました
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10月10日、神戸ポートピアホテルで『岩崎夏海 講演会』がありました。
500名近くのお客様が、みなさん熱心に聴いてくださいました。
ありがとうございました。

岩崎夏海さんは、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の著者で、先日もチリ鉱山の落盤事故から救出された33人が無事にいられたのは、リーダー格の人が「ドラッカーのマネジメントを読んでいたから」という報道がされていました。これで、もっともっと売れるかもしれませんね。
現在134万部。200万部目指して突き進んでいます。



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┃ 柔道家で、東海大学体育学部長の山下泰裕さんの講演会がありました
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10月18日、五反田にあるTOCビルの40周年記念講演会で、山下泰裕さんにご講演をお願いしました。山下さんは、史上最強の柔道家といわれ、ロサンゼルスオリンピックの無差別級金メダリストで国民栄誉賞も受賞されています。
山下さんはとても気さくな方ですが、どの世界でも第一人者は、心のありようが違うなと改めて感じました。

「自分に厳しく、誰からも学ぼうという素直な気持ちで、人間としての本物を目指す。今のこの瞬間をひたむきに生きる。人には感謝の気持ちで接する」
「リーダーの特性は、その人の個性を見出すこと。その人の素晴らしいところに光を当て引きだすのが教育だ」
すべて、自分に責任があり、自分自身を反省するところから始まるその謙虚な姿勢に、心打たれました。
ありがとうございました。





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