<< ジャーナリスト岩崎由美からのお便り その26>>

企業リポートとおすすめエンターテインメント掲載中

お時間あるときに、お目通しいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。




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┏┏■   長野で小さな秋を見つけました
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■ 目次 ■

1. 長野で小さな秋を見つけました
2. エステー化学 鈴木社長
3. おすすめエンターテインメントは「岡本太郎記念館」
4. 10月28日 パソナ「職博」
5. 10月発売 『2007年日経大予測』





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┃ 長野で小さな秋を見つけました
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こんにちは。ジャーナリストの岩崎由美です。

10月中旬、講演で長野県の須坂を訪ねました。

須坂の里には秋がそこまできていて
銀杏並木が色づき、
そこかしこでりんごの木が重そうに紅い実をならせ
山にあがって行くにつれ、紅葉した葉がチラホラと見え始めました。

宿のレラス 会場になった仙仁温泉「岩の湯」は相変わらず静かなたたずまい。
森に囲まれた宿のテラスに座ると、
川のせせらぎが聞こえ、静謐な空気が流れています。

「岩の湯」は、もう一度訪ねたい宿NO1の旅館で
車寄せにいる案内の人たちの笑顔に出会うと、まるで家に帰ったようなホッとした気がします。
すべての従業員が心からの笑顔で接してくれる
そんなホスピタリティあふれる温泉旅館です。

コーヒーカップのお皿の上には、庭で採った紫式部の実が添えられ
懐石料理のはしおきは、野菊をまいてつくった愛らしいもの。
それらひとつひとつを、すべて従業員自らが考えて工夫しています。

たくさんの人の愛に包まれ癒され、
これぞ「命の洗濯」と思わずにはいられない、そんな瞬間でした。
講演にお招きいただき感謝いたします。
ありがとうございました。

講演の詳細は、こちらにもアップしてありますのでぜひ、どうぞ。




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┃ エステー化学 鈴木社長
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鈴木社長はいつも笑顔を絶やさず、潔く決断する素晴らしい経営者です。

大学を卒業してニッセイに就職し、トップセールスマンでしたが、
51歳のときにお兄さんが創業したエステー化学にきてくれと頼まれました。

営業を6年した後、米国法人の社長になり撤退という大仕事をすることになりました。
本当にこのときはたいへんだったとおっしゃいます。

98年に社長に就任して経営危機にあった会社を立て直しました。
60あった新製品数を1つにし、工場は5ヶ所から3ヶ所へ。
値下げしてくれない仕入先や納期が不正確なところとの取引をやめるなど
考えつく限りの改革をして2004年には経常最高益を達成しました。

そうした鈴木社長ですが、大切なのは「人」と言い切ります。
企業ブランドは人がつくりだすからです
お客様に感動を与える続けることが仕事であり、
満足、感動、ワクワク感を売っている。
「こんなおもしろいものやっているのね」というイメージや印象を作っている。

だからこそ、発想の柔軟な、途方もないアイデアをどんどん生み出す人が必要なわけです。
しかも「世にないものを出す」のを信条としていますから
8割の人が売れないと言っても、「絶対に売れる」と社長が確信を持って社員に伝えていきます。

鈴木社長の心意気を感じました。

さらにまた、インタビューの時にNHKの大河ドラマ「功名が辻」の話になり
山之内一豊が養子に向って
「お父さんはたくさんの功名を立ててきた。すなわち、たくさんの人を殺めたということだ。
お父さんの心はズタズタだ。どうか、その業を背負って仏門に入ってくれ」
と頼む場面にたいへん共感して涙したと話して下さいました。

会社を救うためとはいえ、スリム化したときに人を解雇せざるを得なかった。
その心の痛みが、今でも深い傷になってつらくてたまらないと、
心の奥にためていたことばを聞かせてくださいました。

魂の叫びが聞こえてきたような気がしました。

このインタビューの詳細は、
日本CHO協会が発行する「CHOレポート9号」に掲載されます。
発行予定は12月上旬になりますので、またお伝えします。





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┃ おすすめエンターテインメントは「岡本太郎記念館」
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岡本太郎が1954年から50年以上住んだ青山に「岡本太郎記念館」があります。
そこでは岡本太郎が使っていたアトリエが公開され、
庭に置かれた作品などを見ることができます。

岡本太郎の「明日の神話」という作品をご存知でしょうか。
原爆の炸裂する瞬間を描いた力強い心打たれる壁画です。
「太陽の搭」と同時期の作品で行方が分からなくなっていました。

その「明日の神話」にまつわる展示もあり、メキシコで見つけたという話、修復作業、移送作業、、
そして、元になった原画を見ることができます。

そこに足を運ぶだけで、彼のパワーが感じられるような場所です。

庭にあるカフェのお菓子も美味しいので、ぜひ、召し上がってみてください。







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** 10月28日 パソナ「職博」開催 **
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人材派遣のパソナは今年30周年を迎え、職博というイベントを開催しています。
その4回目が、東京大手町野村ビルで28日に開催されました。

特別講演は
11時からコピーライターで、「ほぼ日刊イトイ新聞」編集長の糸井重里さんとパソナ南部靖之代表のセッション。
13時から俳優の別所哲也さん。
15時から竹中平蔵前大臣がおみえになりました。

私はそこで丸一日司会をさせていただきました。
詳細はこちらをご覧ください。





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** 10月発売 『2007年日経大予測』 **
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日経新聞社が毎年発行している『日経大予測』の2007年版が出版されました。
安部政権は「美しい国」を作れるのか?
上場企業は5期連続の経常増益を達成するのか?
日経平均株価は2万円を突破するか?
日銀はいつ、どれだけ金利を引き上げるか?
原油は1バレル=100ドルまで高騰するか?
トヨタ自動車の販売台数世界一は実現するか?
など日経の記者が68のテーマで予測のシナリオを書いています。

そこで、「目利きが読む2007年注目の3人 若手企業経営者」(62ページ)
の記事を書かせていただきました。
書店に並んでいますので、どうぞ手にとって見てください。






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