こんなにも壮絶な人生を生きた人だと知らなかった。
「愛の讃歌」という歌で知られるエディット・ピアフは極貧の家庭で生まれた。
生きるために路上で歌を歌い、親から愛されることもなく
いつも孤独で寂しかった。
歌で喝采され、多くのファンに囲まれてもけっして幸せではなかった。
唯一一人の男だけを愛した。
そのときだけ、彼女は幸福に輝いていた。
生きることは歌うことだと語りながら、
酒と薬におぼれ
47歳で彼女が亡くなった時は、まるで老婆にしか見えない。
彼女の歌声は、心に突き刺ささる。
先日、衛星放送でエルヴィス・プレスリーの実際の映像を挟み込んで作った1981年の映画
「ジス・イズ・エルビス」を放送していたが、彼の人生と重なるところがある。
どんなに有名になっても、世界中の人々から待ち望まれていて、ロック王と言われても
虚無感から抜けられず、どん底へ向かってしまう。
エルビスが亡くなったのも42歳。心臓発作だった。
栄光や人気は、人を幸せにしないのか・・・
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